世界を震撼させていた「イスラム国」の凶暴なテロ行為が日本にも及んだ今回の事件によって、我々日本人もこの問題について一層認識を深めて対応していく必要に迫られてきた。今般、絆郷ではイラクや中東の問題に詳しい酒井啓子千葉大学教授をお迎えしてお話を聞くことにした。
今回の真に残念な事件に怒りと哀悼の意を表すると同時に、より広い見地から、イスラム教とは何か、なぜ過激派が台頭したのか、中東情勢や世界に及ぼす影響などについて冷静に考えることが重要だと思われます。酒井先生の講演と質疑応答を通じて、少しでも私たちの認識が深まることを望みます。どうぞ、奮ってご参加ください。
参加費: 会員 5000円 非会員 6000円
酒井啓子
東大教養学科卒
英国ダーラム大学修士
千葉大学教授
専門:イラク政治研究
主な著書:
『イラクとアメリカ』(岩波新書)
『〈中東〉の考え方』(講談社現代新書)
『〈アラブ大変動〉を読む─民衆革命のゆくえ』(東京外国語大学出版会)