中国は、経済発展を背景に軍事力を増強し尖閣諸島や南シナ海での行動を活発化させています。一方、日朝協議は再開したものの、北朝鮮は依然としてミサイル発射などで周辺国を威嚇しています。北朝鮮問題では韓国との連携が不可欠です。それなのに中国と日本、韓国と我が国の間では、首脳間の対話さえ難しく、両国と日本との間での相互の国民感情も悪化が続いています。背景に歴史問題がありますが、新たに我が国では集団的自衛権の行使容認の動きがあり、これに中国が反発しています。
近隣国との関係をどうすべきか、少し冷静になって考えることが重要です。
中国、韓国、インドにも在勤し、アジアについての知識や経験が豊富。アジアに関する幅広く奥深い思想と行動で知られている。
参加費: 講演のみ参加 会員 1000円 非会員 2000円
ビュッフェ懇親会 4000円
谷野作太郎
東芝取締役
日中協会顧問
元外交官
外務省アジア局長、駐インド大使、
駐中国大使、内閣外政審議室長等歴任