中国人教授が説く日中関係の新たな発想と理念!
日中関係が困難な局面にあります。外交を通じた打開もままならず、このままでは、両国国民の相手に対する相互のイメージが悪化することが懸念されますが、実際には、日本も中国もそれぞれに素晴らしい精神文化や力を持っているのです。相互に相手の良い面を見る努力も必要です。中国人で日本在住経験も豊富な劉傑早大教授は、日中関係の改善には新たな発想と理念が不可欠だと説かれます。先生の話に耳を傾け、我々も考えてみましょう。
参加費: 会員5000円 非会員6000円(懇親会夕食費を含む)
劉傑
早稲田大学社会科学総合学術院教授、北京外国語大学を経て1982年来日。東京大学大学院人文科学研究科博士号取得。
主な著書に『日中戦争下の外交』(吉川弘文館, 1995年)、『中国人の歴史観』(文春新書、1999年)、『中国 隣りの大国とのつきあいかた』(春秋社2007年)、『中国の強国構想』(筑摩書房、2013年)。 1996年に大平正義記念賞、2011年に中曽根康弘賞を受賞。